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喘息発作の原因TOP-5

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喘息発作の原因TOP5

喘息の患者さんは、「何かのきっかけで喘息発作が出現する」「何かのきっかけで喘息が悪化する」という体験をしている人が多く、厚生労働省の調査によると、喘息患者の86.2%の人が、そういう体験をしています。

この記事では、喘息の症状が発現する原因のTOP5をご紹介していきます。

第5位:ストレス(40.6%)

ストレス

喘息発作、喘息悪化の原因の第5位は「ストレス」です。 ストレスによって免疫・体力・抵抗力が落ちると、気管の炎症が増悪する原因になります。

第4位:疲労(42.5%)

疲労

第4位は「疲労」です。 第5位の「ストレス」と同様の原因ですね。
仕事やプライベートが忙しくて疲労が蓄積してくると、喘息に限らす、持病は悪化してしまいます。

第5位の「ストレス」も第4位の「疲労」も、万病の元です。 貯めないように上手に解消していきましょう。

第3位:ほこり(52.5%)

ほこり

第3位は「ほこり」で、「喘息が悪化するきっかけがある」という人の半数以上が該当しています。 ハウスダストにアレルギーを持っている喘息患者の人が多い、ということを物語っている割合ですね。

第2位:天候(57.9%)

天候

台風や低気圧が近づいてくると調子が悪くなる、という喘息患者の人が多いです。

気圧が低くなると喘息の症状が出てしまう理由には2つあります。

一つは「大気中の酸素濃度が低くなる」ということ。 気圧が低くなれば低くなるほど、「上昇気流」が起こりやすくなります。 ちょっと大げさな言い方ですが、台風なんて上昇気流の塊のようなものです。 上昇気流が起こると、地表近くの空気は薄くなり、酸素濃度も低くなります。 低気圧によって喘息が悪化してしまうのは、その微妙な酸素濃度の低下を感じてしまっているわけです。

もう一つの理由は、酸素濃度低下により、自律神経の働きが乱れてしまうことです。 自律神経の乱れは、喘息の他にも「頭痛」「めまい」「だるさ」などを引き起こします。

第1位:風邪(71.9%)

風邪

第1位は「風邪」です! おそらく予想通りだったのではないかと思います。

風邪をひくと気管の炎症がひどくなり、「タン」が出たり、気管内の分泌物の量が増えたりします。 それらは空気の通り道を狭くする直接原因ですね。

喘息患者の人は、風邪には本当に気をつけないといけません。

6位以下の結果

喘息発作・喘息増悪の原因のTOP5を見てきましたが、おそらく、第6位以下も気になってしまうのではないでしょうか。 ということで、6位以下の喘息悪化の原因をご紹介します!

ランク 原因(割合)
6位 花粉(32.6%)
7位 アルコール(21.6%)
8位 運動(20.5%)
9位 睡眠不足(19.4%)
10位 たばこ(16.0%)
11位 ペット(13.6%)
12位 植物(6.5%)
13位 薬剤(5.6%)
14位 月経・妊娠(3.7%)

※複数回答を可としているため、割合の合計は100%を超えます。

避けられる原因は遠ざける

喘息発作の原因には、「天候」など自らの努力では避けられないものがある一方、避けようと思えば避けられる原因もあります。

例えば、

  • アルコール
  • たばこ
  • ほこり
  • 花粉
  • ペット

などです。

アルコールは、なかなか止めるのが難しい場合もあると思います。 でも「アルコールで喘息が悪化する」ことが明らかなのであれば、量を少なくしたり、体調が悪いときには飲むのを控えるなど、工夫をしていきましょう。

「喘息」と診断されたのに「たばこ」を吸い続けていると、肺気腫など重大な病気のリスクがとても高くなってしまいます。

私は初期の肺気腫と診断された時に、肺気腫・COPDのことをいろいろ調べましたが、とても怖い病気です。

喘息と診断されたら、たばこは諦めましょう。

ほこり、花粉、ペットの毛や皮膚を避けるオススメな方法

ほこり、花粉、ペットの毛や皮膚は、「掃除」「マスク」である程度は吸い込まないようにできますが、完璧に防ぐことは難しいアレルゲンです。

いくら掃除を徹底的にやっても、空気中を漂っている目に見えないハウスダストや花粉を完全に取り除くことはできません。

そこでオススメしたいのは空気清浄機を主な部屋に設置することです。

例えば、

  • 居間
  • 子供部屋
  • 寝室

です。 特に多くの時間を過ごすことになる「寝室」には、是非、設置しましょう。

あなたの「喘息悪化の原因」は何位にランキングされていたでしょうか?

ちなみに、私の場合は、「風邪、ホコリ、疲労・ストレス、花粉、動物」です。

「疲れを貯めない」「季節の変わり目は風邪に気をつける」など、喘息発作の引き金をなるべく引かない生活をしていきましょう。

※喘息発作・喘息増悪のランキングは、厚生労働省のホームページに掲載されている統計情報を参考にしました。

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