大人の喘息体験記

喘息入院治療(前半)

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呼吸困難で救急車で運ばれて、救急病棟で一夜を過ごした翌日、救急病棟から呼吸器科の病棟に移りました。

呼吸器病棟の看護師さんが迎えに来てくれて、生まれて初めて、車椅子に乗っての移動でした。

昨夜、救急救命室にいるときに、呼吸器科の医師の簡単な診察を受けていましたが、呼吸器科の病棟に移った後、改めて呼吸器科の医師の診察を受けました。 その結果、

  • 喘息の治療をしていくこと。
  • 一週間~二週間くらい入院することになること。

を告げられました。

私はもう今日退院するか、せいぜい3日程度の入院だろうと考えていたので、一週間以上の入院期間というのは想定外でした。

医師の説明によれば、

『夕べの喘息発作は結構大きいもので、現在も良い状態ではないこと、初めての喘息発作の場合は、それくらいの入院期間が必要』

とのことでした。

喘息入院治療の内容

喘息入院治療の内容は、

  • 安静にしている(行動制限)
  • 点滴
  • 一日数回、吸入器による薬剤吸入
  • 一日二回、吸入薬「アドエア」の吸入
  • 酸素吸入

でした。 その他に、入院にはお決まりの「検温」などの他、「サチュレーション」の計測が一日数回ありました。

パルスオキシメーター
(サチュレーションの計測)

安静にしている(行動制限)

入院中の期間のほとんどにわたって、「行動制限」が付けられました。

入院して間もないうちは、呼吸器科病棟内のみ移動許可、点滴が取れてからは同じフロア内のみの移動が許可されていました。 他フロアへの移動が許可されたのは、退院の二日前です。

一度、医師に「売店に行きたい」とお願いしたところ、『サチュレーションを計りながら、廊下を一緒に歩く』というテストが行われました。 すると、歩くにつれてサチュレーションがどんどん低下してきてしまい、「これではまだ無理ですね~」ということで、許可してもらえませんでした。

点滴

点滴は針を刺しっぱなしにして、連続的にやっていました。

夜中でも定期的に薬を交換してくれました(薬の名前は忘れました)。 点滴は、5日間くらいやっていたと思います。

幸いだったのは、点滴の針が痛くなかったことです。  20年以上前に虫垂炎の手術をしたときには、点滴の針が痛くて仕方なかったのですが、今回は全然痛みがありませんでした。

点滴

吸入器による薬剤吸入

一日数回、吸入器からでてくる水蒸気みたいな薬を吸いました。

時間になると、看護師さんが吸入器に液状の薬を入れます。 スイッチを入れると、それが蒸発してくるような仕組みでした。

吸入薬ステロイド薬「アドエア」の吸入

アドエア

「アドエア」という吸入ステロイド薬を吸います。 入院中は一日2回、朝と夜に吸入していました。

アドエアによる治療(喘息のコントロール)は現在も継続して行っています。

酸素吸入

救急病棟で一泊したときは、鼻と口を覆うタイプのマスクをしていましたが、呼吸器科に移ってからは、鼻に軽く差し込むタイプになりました。 そちらの方が違和感が少なくて楽でした。

サチュレーションを見ながら酸素量を調整していました。

日に日に酸素量が減っていき、回復しつつあるのを実感できました。

どんな時に入院になる?

私の場合は、喘息になっているとは知らず、呼吸困難で救急搬送されてそのまま入院となったわけですが、喘息の診断を受けていて、普段は薬で治療している方が入院になってしまう場合を調べてみました。

入院が勧められるケース

喘息発作が起きてしまい、入院して治療した方が良いと医師が判断した場合は入院治療が勧められます。

  • 中発作で救急外来し、治療開始後1〜2時間しても治療に反応しない場合や、2〜4時間経過しても反応が不十分な場合。
  • 大発作で救急外来し、治療開始後1時間以内に治療に反応が無い場合。
  • 生活環境から、入院した方が良いと判断した場合(一人暮らしで、自宅に返すとリスクがある場合、そのまま自宅に返すとアレルゲンにさらされる場合など)。
  • 他の呼吸器疾患や、他の疾患があり、総合的に入院した方が良いと判断した場合。
  • 他の重大な疾患が疑われる場合。

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